愛知、名古屋の遺品整理・生前整理業者｜こころテラス東海

故人を亡くされたばかりで、遺品整理に追われている方も多いのではないでしょうか。
悲しみと向き合いながら、何をどのように片付ければいいのかわからない、気持ちの整理もつけたいと考えている方もいるかもしれません。

遺品整理は、故人の想いを尊重しながら、大切な思い出と向き合う複雑な作業です。
限られた時間の中で、遺品を適切に処理したいと考えている方も多いでしょう。

この記事では、遺品整理の進め方や注意点、遺族の心に寄り添う遺品整理のポイントを解説することで、故人の想いを大切にしながら、スムーズかつ適切に遺品整理を進めることができるようにサポートします。

□遺品整理の方法

遺品整理は、自分たちで行う方法とプロに依頼する方法の2つがあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、状況に応じて適切な方法を選択することが大切です。

1:自分たちで行う

故人の遺品を、親族のみで整理する方法です。
遺品の仕分けから各種手続きまでをすべて自分たちで行います。

・メリット:故人の残したものを丁寧に仕分けできる、費用を抑えられる
・デメリット:時間と手間がかかる、気持ちの整理がついていない状態で行うと悲しみが深まってしまう可能性がある

2:プロに依頼する

遺品の仕分けから各種手続きまでを専門会社に依頼する方法です。

・メリット:経験豊富な専門家に任せられるので安心、自分たちでは難しい作業を任せられる
・デメリット:費用がかかる、第三者が介入することで相続関係にトラブルが発生する可能性がある

プロに依頼する場合は、信頼できる会社選びが重要です。
遺品をぞんざいに扱ったり、大切なものを間違えて処分されてしまったりするおそれもあるため、事前にしっかりと情報収集を行い、信頼できる会社を選びましょう。

□遺品整理で失敗しないための3つのポイント

遺品整理をスムーズに進めるためには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。

1:遺品の仕分け

遺品整理は、単なる引っ越しや片付けとは違い、「モノ」と向き合う心の整理でもあります。
そのため、体力、手間、そして時間がかかります。

遺品を以下の4つのグループに分けることで、スムーズに判断できます。

・相続手続きが必要なもの:遺言書、現金、印鑑、銀行通帳、権利書、株券、借用書など
・形見:貴金属、美術品、着物、アルバムなど思い出の品物
・家財:仏壇、大型家電、テレビなど
・廃棄:壊れたもの、日用品を含めた引き取り手のないもの

特に、相続関係は法律が絡んでくるため、スピーディーに進めていきましょう。
また、形見分けや家財などは、大切に使ってくれる方に引き取ってもらうことで、故人の気持ちを大切にできます。

引き取り手のなくても、価値のありそうなものについては、リサイクルショップに「売る」という選択肢もあります。
この場合は、何を売るか、換金後の管理や分配まで親戚と話し合っておけば、後々の余計なトラブルを防げます。

廃棄に関しては、回収量や運搬作業などを考えると個人では困難なケースも。
この部分だけ回収会社へ依頼する方法もあります。

2:貴重品の捜索

貴重品などの捜索は、時間がかかる作業です。
故人があえて見つからないような場所に隠しているケースも多く、場合によっては本のページを確認しながら探し出す場合もあるのです。
家族といえども、貴重品の見つけ出すために、紙1枚1枚をその内容をチェックしなければならない根気のいる作業です。

また、近年ではデジタル遺品と呼ばれるインターネット上のアカウント情報や、ネットバンクの口座・財産なども存在します。
パソコンにアクセスできない、パスワードがわからないなど、厄介な問題も増えています。

3:悩むものは取っておく

遺品整理のあわただしさの中で、冷静さを失い大切なものを処分してしまうことも起こります。
スペースが許せば、悩むものは取っておくのがベストです。
時間がかかっても、誰かと相談しながら見直していく。
この作業を繰り返しながら、心の整理とともに次のステップへ進んでも遅くはありません。

□まとめ

遺品整理は、故人の想いを尊重しながら、大切な思い出と向き合う複雑な作業です。
自分たちで行うのか、プロに依頼するのか、状況に応じて適切な方法を選びましょう。

遺品整理をスムーズに進めるためには、遺品の仕分け、貴重品の捜索、悩むものは取っておくという3つのポイントを意識することが重要です。
これらのポイントを押さえることで、後悔のない遺品整理ができます。